日本のダイエット意識について思うこと
2017/09/22
テレビでアメリカの街の映像なんかを見ると、もれなく人が太っていてびっくりすることがありますが、あれが普通なのでしょう。肥満が多いから国だからこそダイエットの研究も進んでいるのかなと思いますが、あれだけ痩せた人がいないということはそうでもないみたいです。
アメリカのような国でダイエットというと、日本のように運動や食事制限ではなく、脂肪吸引のように手術という方を想像してしまいます。
あれを見てしまうと、日本人はとてもダイエットに積極的で過敏すぎるなと感じます。
私の友達は太るなあと言いつつも、見た目はスレンダーな方なので、そこまでして痩せなくてもと思うことすらあります。世界中でダイエットは行われていますが、ここまで痩せたい願望が強い国は日本の他にないでしょう。
実際、色んな体系の女性モデルを用意して、どこからが太っているかという研究をすると、国によって大きく差が出るそうです。私はパソコンで初めて会う人とチャットをしていたら、身長は165㎝、体重が42㎏で、もっともっと痩せたい!という人に出会いました。
この人はどこか、痩せることが自分の美学だと捉えているようでした。
人間がどのくらいの体形を持ってキレイだ、素敵だと思うかは個人差がありますが、あまりに太りすぎたり痩せすぎたりするのは不健康になってしまう可能性があります。
日本でもメタボに気をつけようと言われていますが、同じくらいダイエットのしすぎにも気をつけようという注意喚起が必要だと思います。
数年前からモデルさんも体重に制限が設けられるようになったという情報を聞き、健康を意識してもらえるようになったのかと思いました。
これが全てのモデルさんに言われているのかどうかはわかりませんが、ともかく健康第一にしてほしいと願います。もともと日本食自体が健康食品のようなところはあり、たとえば昆布茶はその効果を認められ、海外でアレンジされて逆輸入されています。
コンブチャと称し、今では若い女性を中心に人気です。あのミランダカーも飲んでいると言えばよい宣伝にもなります。日本で発展してきた青汁も、海外ではグリーンティーとなり人気ですし、大豆が原料のお味噌汁やお豆腐がメーンの食事も理想的だと言えます。
ダイエットのために健康を損ねるまでやりすぎるのは本末転倒なので、日本食を中心としたバランスの良い食事で痩せる様にしてもらいたいです。これならば栄養不足は防げるでしょう。